お知らせ

「研究活動のご紹介」についてお知らせを公開しました。

研究に関するホームページ上の情報公開文書

藤田保健衛生大学疫学・倫理審査委員会受付番号:15-052
研究課題: 「シスプラチンによる腎障害に低血圧が与える影響について」
研究責任者:藤田保健衛生大学医学部 臨床薬剤科 教授 山田 成樹

 シスプラチンは、様々な悪性腫瘍の治療に用いられている薬剤です。古くから治療実績のある抗がん剤の1つであり、その有効性は広く認知されています。しかしながら、腎臓に与える負担が大きいため、点滴の大量投与や水分を多めに摂取してもらう等の対策が必要な薬剤です。このように、腎臓を守るための対策が行われているにも関わらず、腎臓に障害が出てしまう患者さんもいるため、その原因について、詳しく調査する必要があります。そこで今回、藤田保健衛生大学病院にてシスプラチン(市販名:ランダ注、ブリプラチン注、シスプラチン注)投与を受けた患者様を対象とし、シスプラチンによる腎障害発生要因に低血圧症状が該当するかどうか、実証しようと考えています。対象は藤田保健衛生大学病院にてシスプラチンによる治療を受けたことのある患者様とし、今まで藤田保健衛生大学病院を受診した患者様約1800名の血液データを対象に調査を行います。患者様のデータは完全管理のもとで保管、使用いたしますので情報漏洩はありません。本研究の実施に際して、データの利用目的を含む情報を本ホームページ上で公開いたします。もし患者様がデータ利用を拒否された場合、速やかに研究対象から除外いたします。尚、データ利用を拒否された場合につきましても、診療および治療上の不利益を被ることはございません。
 本研究の実施により、シスプラチンによる抗がん剤治療を効果的かつ安全に行うために貢献できると考えております。

何かご意見がございましたら、下記までお問い合わせください。
ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

【問い合わせ先】藤田保健衛生大学病院 臨床薬剤科 教授:山田 成樹(やまだ しげき)
TEL:0562-93-2208 FAX:0562-93-4537
E-mail:syamada@fujita-hu.ac.jp


「研究活動のご紹介」についてお知らせを公開しました。

研究に関するホームページ上の情報公開文書

藤田保健衛生大学疫学・倫理審査委員会受付番号:14-176
研究課題: 「DPP-4阻害薬におけるHbA1c及び脂質異常症の改善効果の比較検討」
研究責任者:藤田保健衛生大学医学部 臨床薬剤科 教授 山田 成樹

 近年、インクレチンという 血糖値を調節するホルモンの分解を防ぎ血糖値を下げる作用をもつDPP-4阻害薬という薬が発売され、多くの糖尿病患者の方に使用されるようになりました。現在発売されているDPP-4阻害薬としては、シダグリプチン(市販名:ジャヌビア、グラクティブ)、ビルダグリプチン(市販名:エクア)、アログリプチン(市販名:ネシーナ)、リナグリプチン(市販名:トラゼンタ)など7種類があります。いずれも血糖値を下げる作用をもちますが、どの薬にどれくらいの作用があるのかを比較した研究はあまり行われておりません。また、一部の薬では血糖値を下げる作用以外に血液中のコレステロールを下げる作用などの異なる作用のあることはわかっていますが、詳しいことはわかっておりません。今回、藤田保健衛生大学病院でDPP-4阻害薬を新しく開始したことのある患者様を対象に、シダグリプチン、ビルダグリプチン、アログリプチン、リナグリプチンの4種類のDPP-4阻害薬について、血糖値を下げる作用と脂質異常を改善する作用を比較して薬の違いについて実証しようと考えています。対象は、2010年4月から2013年11月までに、当院で上記のDPP-4阻害薬を新しく開始した患者様です。検証に用いられる患者様のデータは完全管理のもとで保管、使用いたしますので情報漏洩はありません。
 本研究の実施に際して、データの利用目的を含む情報を本ホームページ上で公開いたします。もし患者様がデータ利用を拒否された場合、速やかに研究対象から除外いたします。
本研究の実施により、今後の糖尿病治療に貢献できると考えております。

何かご意見がございましたら、下記までお問い合わせください。
ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

【問い合わせ先】
藤田保健衛生大学医学部 臨床薬剤科
教授 山田 成樹(やまだ しげき)
TEL:0562-93-2208 FAX:0562-93-4537
E-mail:syamada@fujita-hu.ac.jp