業務紹介

製剤室

製剤室では、主に次の3つの業務を行っています。
①製剤業務(院内製剤の調製)
②がん化学療法に関する業務(化学療法の管理・無菌調製)
③TPNに関する業務(TPN(高カロリー輸液)の管理・無菌調製)


■製剤業務


製剤業務は、薬剤師が製剤学に裏付された知識や技術を活かして専門的に行う重要な業務のひとつであり、なかでも、「院内製剤」は一般の市販医薬品では治療上・経済上対応できない薬品を各医療機関が病院内で特別に使用されることを目的として調製される薬剤です。
ここでは、主にそういった特殊なニーズに応えた薬剤(散剤、液剤、坐剤、点眼液)を審査、調製に関わった業務を行っています。



■がん化学療法に関する業務


抗がん剤の多くは副作用として患者の免疫力を低下させることが知られており、その混合調製は、確実性・無菌性を確保しなければなりません。さらに、治療計画(レジメン)の審査の観点から薬剤師が薬の専門家として、抗がん剤の治療計画(レジメン)の審査から実際の投与・経過に至るまでの各場面に携わることは非常に重要です。
ここでは、安全で適正な化学療法の実施を目的として以下の項目を技術と知識をもち業務を行っています。


  • がん化学療法の処方鑑査(投与量、休薬期間など)
  • 抗がん剤の治療計画(レジメン)の審査、登録
  • 抗がん剤の調製・監査


■TPNに関する業務


TPN(total parenteral nutrition)とは、投与血液量が多く、血流も速い中心静脈から高濃度の栄養輸液(高濃度の糖輸液、アミノ酸、電解質など)を摂取・補給する方法です。
摂取対象者は栄養状態が悪い患者や長期間経口摂取ができない言わば抵抗力が減退した患者となります。そのため、これらは無菌環境(無菌室、3台のクリーンベンチ)で、無菌的に調製を行っています。また、適切な栄養を摂取出来ているかチェックも行っています。このように以下の項目を行っています。

  • TPNメニューの審査
  • TPNの調製・監査